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心得情報003 「スカウト」について

以前に「宣材の出し方(履歴書の書き方編)」でも触れましたが、スカウトという形式で芸能界へという
流れは非常に減少しましたが、現在でもスカウトされて芸能界へ入った人もいます。
先日TVなどでも放映されておりましたが、ではどういったスカウトが現在あるのかについて
少し触れてみようと思います。

まず、「スカウト」と聞いて事務所のマネージャーや関係者が街中で良い人を探してると考える方もいるかと
思われますが、決してそういったものだけが「スカウト」ではありません。

事務所の関係者だって人です。散歩もすれば、買い物だってします。そういった時にだって「スカウト」は
存在します。
仕事の合間などに歩いていたってスカウトはできます。そういった関係者で「スカウト」もする人は
時間がある時は、わざと車などは使わずに人とすれ違う電車や街中を歩くなどをする人もいます。
そういったすれ違う中にいい人材をみつける事だってあるわけです。

それとよくある勘違いですが、「スカウト」する時にすぐその場で事務所に連れて行ったり、近くの喫茶店で
話を聞くことは少ないです。
それよりも仕事の合間などに、街中を歩いて良い人材を見つけた時に連絡先を聞いて名詞を渡す・・・
そんな「スカウト」もあるわけです。

その後の流れとしては、時間の空いた時に連絡をし、そこで初めて逢って話を聞く事になるわけです。
すぐに「事務所に行って話を聞きたい」などと言い出す場合、かなりの確立でアヤシイと思った方が懸命です。
統計的なものでは、原宿などを歩いていて声をかけれる場合の9割がAVの勧誘や、キャッチセールス、
宗教的な勧誘だと言われています。

本当に芸能界という世界でやっていくには、そういった状況を見極める力も必要に思えます。
もちろんすべてを疑ってチャンスを逃してしまうのも悲しいことなので、チャンスを見極めるアンテナと
判断力を普段から養うといいでしょう。

では、皆さんが気になる「スカウト」の基準とはどんなところかを話したいと思います。
そこでもちろんあるのは、スカウトする側の趣味も少なからずあります。それは当たり前の事です。
誰が好き好んで一緒に居たくない人に声をかけるでしょうか? やはりぶっちゃけた話をすれば、
『一緒に仕事をしたいと思える魅力』や『ビジネスとして成り立つ魅力』などは必要です。

基本的には芸能人はスターであって、ブラックホールではありません。人を惹きつける、元気にさせる、
そんな魅力が必要です。人の気持ちを害する人はそういった目的でもない限り、どこに行っても嫌われます。
スタイルなどやルックスなどを非常に気にする人と思われがちですが、もちろん良いに越した事は
ありませんが、以外な比重として歩き方や普段の姿勢などが大切なポイントだったりもします。
普段の行動がその人の魅力です。

普段から人や場を楽しくさせる個性や、普段から魅力的なモノを持ってる人がとても強いです。
「ビジュアル系、メイクをとったらただの人」ではありませんが、ステージの上で良い仕事が出来ればと
いうのも確かにありますが、幅は広く考えられるのでしたらその方がベターでしょう。

と、掻い摘んで述べてきましたが、「じゃあ どうすればいいのか?」 答えは難しいですが、普段から
プロとして(またはプロになる)意識レベルを高める事などが良い方法ではないでしょうか?
「自信」と「謙虚さ」こういった言葉の意味を把握する事です。街中でだらしない格好をしてダラダラ
しゃべってやる事もルーズでは、難しい可能性が、さらに難しくなってしまうかもしれません。

そしてどこでどんな出逢いがあるかも判らないわけです。今日、コンビニですれ違ったダサいおじさんが
実はプロデューサーだったかもしれません。
どこでもいつ何時も自分というブランド意識。自分のブランドのイメージを汚さないそういった行動を
とるべきではないでしょうか?

また機会や要望などがありましたら、こういった事にも触れていこうと思っています。
目指している方、後悔のないよう頑張って下さい!

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